お父さん、単身生活を満喫でタグ「ジェイン・オースティン」が付けられているもの
サッカレー(サッカリーとも)の「虚栄の市」は、よっぽど英国文学が好きな人じゃないと読んだことがないんじゃないでしょうか。私も今回初めて読んでいます。私が英国文学を読み始める手引きとした小林章夫さんの「愛すべきイギリス小説 (丸善ライブラリー)」にも、英国文学専攻の人じゃないと読まないだろうみたいに書いてあります。ところがなんと面白い。ジェイン・オースティンとチャールズ・ディケンズを足して2をかけたくらい面白い。実は、私が読んでいる岩波文庫の新訳は最近出たんですね。恐らく英米文学部出身の私の家内も読んだことはないと思われます。
つい先日、E・ブロンテの「嵐が丘」を読んで、まだ強烈な読後感が残っています。それなのに、いや、だからこそ「ジェイン・オースティン伝」が読みたくなったのは、ブロンテもオースティンも読んだことのある方なら分かってもらえるんじゃないでしょうか。「嵐が丘」の作為に満ちたストーリー展開に翻弄されながらも引き込まれて最後までよんでしまったあと、やはり「なにも起こらない」オースティンの小説がなつかしくなります。
白水社 (1999.10)
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「春秋」にもあるように、漱石が英国留学している間は精神的に参っていたこととか経済的にも困窮していたことも夙(つと)に知られています。恐らく実質は「行ったことがある」というだけの現在の語学留学生と同じかそれ以下の収穫しかなかったでしょうが、外国帰りというだけで箔がついた時代のことですから、漱石がその後の人生のパスポートを手にしたことは間違いありません。
なぜかなぜかと調べていたら、致命的な違いが見つかりました。GMap and GMarker no longer support the openInfoWindowXslt() method due to the changes to GXsltとのこと。つまりGMarker.openInfoWindowXslt(xmt,xlt)の呼び出しはだめ。GXsltという新しいクラスを使えとのことだけど、めんどくさくなってきた。スタティックに書き込んでも大した量じゃないんで、そうしようと決心したのがたった今。今日は一日棒に振ったぞ!
もう12月に入ったけど、この年末年始は英国の我が家で初めて過ごします。ああ、楽しみだなあ。我が家は大ロンドンだけど、テムズ川の南側のグリニッジ、その昔はケント州に属していたはず、ディケンズの「大いなる遺産」の舞台はすぐそば。雪は降るのかなあ、どういう世界だろう。
昨日、ジェイン・オースティンのエマを読み終えました。解説によるとこの作家は6冊の本を書いているそうで、ほとんど同じような調子で結婚についての四方山話に終始しているようです。
でも、作中の人物は魅力的だし、ストーリーは簡潔で平明、ハッピーエンドで終わる健康的な小説です。解説や小林章夫先生の話でも、英国のユーモアが特徴だとのことですが、残念ながら私にはどこがユーモアなのかわかりかねます。皮肉やユーモアが英国文学の特徴であるという先入観だろうというのが、今ところ私の感想。
19世紀の田舎の中流階級の生活描写が私にはとても興味深く、まだまだ読みたい気分です。
「愛すべきイギリス小説」小林章夫著(ISBN : 4-621-05045-1丸善)で色々紹介されていた中から、てはじめにジェイン・オースティンの「自負と偏見」を読み始めました。実際に読んだのはちくま文庫の「高慢と偏見」(ISBN : 4-480-03863-9)です。翻訳もとても読みやすくて 文庫本上下のうち下巻の半ばまで一気に読んでしまいました。夏目漱石などの英国帰りが絶賛したのがよくわかります。日本で言えば江戸時代に、現在読んでもとても共感、感動できる文学があったのですね。後に江戸文学も見直されますが、欧米の文学に触れた当時の人が「今までの日本の文学は駄目だ!」と叫んだ気持ちがよくわかります。
特に、私が今回読んだのは新訳ですから、同じものを岩波文庫と比べて、読みやすさが全然違います。明治時代に訳された英国文学は悪文で(訳者は名文の積りでしょうが)、とても読めたものじゃないのが殆どだと思いますが、戦後改訳されたものでも、英文科の学生のアンチョコにしかならないものが目に付きます。でも、最近のはとてもまとも。しばらく小林章夫先生の愛するイギリス小説のとりこになりそうです。


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