お父さん、単身生活を満喫でタグ「ハーディ」が付けられているもの

 私はシャーロック・ホームズばかりじゃなかろうと、トーマス・ハーディの「テス」を読み始めたのですが、読むのがいやになってほったらかしにしています。ハー ディーは人嫌いなんですね。実はオースティンの代表作「自負と偏見」のダーシーと「テス」のアレクは非常に似た立場の人です。自身には誇るべき血統はない けども、北部イングランドに興った産業革命による富により、名誉ある家系を手に入れた人の息子です。その地位に相応しい誇りをもつダーシーに対し、いやし い偽善者のアレク。

トーマス・ハーディの「テス(ダーバヴィル家のテス)」を新潮文庫版で読み始めています。

 思い出してみると、この著作に最初に触れたのは40年も前 のことです。それも、日本語訳ではなくて英文で少し読んだんです。なぜかというと、当時は家内が同じ大学の英米文学科に在籍していて、その英語の授業で取 り上げられていたからです。家内の同級生は「テス」のことをよく知っているみたいで、英会話は得意なものの、英米文学にはまったく疎い家内は、ちょっと劣 等感を持ったみたいでした。そこで、私は言語学のときにそうしたように、ちょっと手伝ってあげたことを覚えています。


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